今週の長瀬工務店

長瀬工務店スタッフです。

今日も弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
古民家のリフォーム工事に入っています。



仕様しない家具を外に出して、室内を解体。



床を補強し新しい床を貼り直しました。


貼り終わった床を養生。


昔のお家は立派な梁や柱が使用されています。
そして、【ベンガラ】という塗装もおこなわれていたりします。
興味深く、職人の手仕事にあっぱれです。

有限会社 長瀬工務店

【ベンガラ】とは・・・

紅殻または弁柄とも表記されるベンガラは、
古代から使われてきた顔料の一つです。

土からとれる酸化鉄が主な成分で、
インドのベンガル地方で良質なものが
産出されたことからその名がついたと言われています。
 

暗い赤みを帯びた茶色が特徴的な顔料ですが、
ベンガラには赤だけでなく、褐色や黒色、
黄茶色などの調合と焼成温度によっては赤系以外の色を作ることも
可能となりました。

中国から輸入したことで日本にも広がり、
建築塗料として使われるようになりました。

京都で見られる落ち着いた赤茶色の
「紅殻格子」が身近な使用例です。
ベンガラは和風なデザインとの相性が良く、
京都の古き良き景観にもなじみやすいのです。

＊＊＊【ベンガラについて】無添加住宅さんのサイトより＊＊＊